前に「歯科で通常使われている金属の値段が高騰し歯科医院は困っている」的なことを書きました。20年ほど前に「半年に1回、金属価格の見直しをして歯科点数表に反映しましょうね」っていうお話だったのですが、見直しの基準となる月の翌月から急激に金属価格が上がるイメージないですか?
ヨシダ歯科で3月に購入した金属代金は100万円を超えています。
だいたいにしてゴールドの代替だったはずのパラジウムですが逆転現象がおきてます。
本当に異常なことです。
松葉ガニよりカニカマの方が高いんでっせw
ところで、今現在「第二大臼歯がすべて揃っていて過度な咬合圧が加わらない方の場合、下顎第一大臼歯にCAD/CAM冠(白い歯)のが保険適応となっています。
3割負担の方で、おおよその一部負担金(型取の日と装着日の合算)は
金属冠:5300円ぐらい
CAD/CAM冠:9000円ぐらい
です。セラミックではありませんので「保険のCAD/CAM冠で十分良いものなのか?」と問われると「十分なモノは保険外になってしまいます」と答えちゃいますが、条件によっては奥歯も白くできますのでご相談くださいね。
その大臼歯のCAD/CAM冠ですが「今年の1月から同じ条件で上の第一大臼歯にも適応となるのではないか、、じゃなければ4月から可となるのでは??」という予想がありましたがどうやら違っていたようです。
ということで、2週間ほど前に「あれ?大臼歯のCAD/CAM冠って上の6も良いんだよね?」と某先生に聞かれ「ちゃうちゃう、、」と答え、昨日は電話で「大臼歯のCAD/CAM冠ってその後ろの7があれば良いんですよね?」と聞かれ「ダメだよーー」と答えたのですが、あまり浸透してないのかなぁ?
今の所、、、「すべての7がある」「過度な咬合圧がかからない患者さん」の2条件です。
だから、大臼歯のCAD/CAM冠装着後日に「歯ぎしり防止のためのOAp」が算定されたりすると「うーーん、、、どうなの?」と勝手に思っています。はい。
写真は今朝のチャーハンです。オール電化にしてから滅多に作らなくなった1品ですな。