新年の診療が始まりました。
長期の休み後は、何かと予定外の方も多かろうと、予約の患者さんを最小限にして望みました。
やはり、痛い・外れた・腫れたの患者さんが多かったです。
義歯破折が無かったのは意外でした。
で、炎症がある患者さんにファーストチョイスとして使いたいアモキシシリンがナカナカありません。ヨシダ歯科では100錠ぐらい在庫しているのですが、これは普通の歯科開業医では奇跡と言ってよい在庫状況です。
ですので、ここんところはアジスロマイシンを最初から使うことが多くなっています。
「1日1回なので飲み忘れが少ない」っていう利点もありますしね。
他の抗菌薬では、レボフロキサシンやクラリスロマイシンはまあまあ入手できるようです。ですが、レボフロはロキソニン等の併用を避けたい薬です。併用禁忌ではないのですが、注意事項に記載があります。
クラビット(レボフロキサシン)が出始めたころ、同業者が自身でロキソニンと併用し、ひどい痙攣が続き麻痺が残ってしまったという事例を耳にしました。
ですから、自分の中ではレボフロキサシンとロキソプロフェンは「絶対禁忌」になっちゃっています。
まあとにかく薬が無いんです。
12月に調剤薬局さんに行きましたが、ご年配の男性が薬局の窓口で「薬が無い」と告げられ大声で不満を爆発させていました。気持ちはわかりますけど無いものは無いんですよね。
「LLサイズの赤いニットのセーターはありません」とか「今日は牛タン切らしてます」とかなら仕方なしで済みますが、薬はね。
薬が市場に出回ってないことを知らない方は「何で無いんだよ〜」と文句を言いたいと思います。
でも文句を言う先は、薬局でも医院・病院でもなく厚生労働省の医薬局になるのかと思います。はい。
Monicaに聞くとこんな感じです
朝食は昨日と全く同じ「長ネギと練り雲丹のパスタ」にしました。
美味しく作るコツは、長ネギを斜めにしてカットしてからほぐすことですかね。